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国立研究開発法人 理化学研究所 生命機能科学研究センター バイオコンピューティング研究チーム (主宰者 高橋恒一)
のウェブサイトです。

私達は、生物的原理を取り入れた新しい情報科学を模索すること、そして高度な情報科学を生物学研究に応用すること、の二つの方向性で研究開発に取り組んでいます。

具体的には、下記の3つの研究領域を柱としています。

  1. 細胞状態の予測・制御のためのゲノムスケール、または空間的に分解された高性能な生化学シミュレーション技術の開発
  2. iPS細胞培養等の実験自動化のためのAIおよびロボットシステム
  3. 生物学的にインスピレーションを得たAIアーキテクチャ(脳型人工知能)の開発

より詳しくは こちら をご覧ください。

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主な研究成果

E-Cell system version 4 (以降E-Cell4):
1分子粒度のシミュレーションアルゴリズムを複数備えた細胞シミュレータ

E-Cell4 は単一の生化学反応モデルに対し複数の異なるアルゴリズムを容易に適用することを可能にした統合シミュレーション環境です。1分子粒度のシミュレーションアルゴリズム eGFRD(粒子法), Spatiocyte(格子法) をそれぞれ備えることがE-Cell4の強みです。